さきがけの味 : 2015年10月16日

2015年10月16日、東京のフェニックス・ハウスで、フェニックス・ワイン・クラブの「収穫の秋試飲会」が行われ、会員とっては初めてのワインが披露されました。創設者のハリス夫妻が、この日のためにフランスから持ち込んだ、新しい銘柄のワインです。

*サン・トーバン・プルミエ・クリュ les Frionnes(2013)ドメーヌ:フィリップ・ジェルマン

*ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュles Pores(2013) ドメーヌ:シュヴィヨン・シュゾー

*極め付きの逸品は コルトン・グラン・クリュ le Rognet(2009) ドメーヌ:ミッシェル・マラール

 

試飲会の席上、クラブのディレクター、アントワン・ロメロが、以上の3銘柄のほか、以下の5銘柄が、間もなく日本に到着し、フェニックス・ワイン・クラブの提供するワインに加わると発表しました。2016年にクラブが日本で提供するワインは、全部で20銘柄、シャンパンは2銘柄になります。

*マランジュ・プルミエ・クリュ clos Roussot(2011) ドメーヌ:シャトー・ド・ムーラン

*ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ les Saint Georges(2013) ドメーヌ:シュヴィヨン・シュゾー

*ブルゴーニュ・ピノ・ノワール(2014) ドメーヌ:ジャン・リュック・マルドン

*オート・コート・ド・ボーヌ 白 (2014) ドメーヌ:フィリップ・ジェルマン

*サントネイ・プルミエ・クリュ grand clos Rousseau(2013) ドメーヌ:クロード・ヌーヴォー

 

試飲会では、ブルゴーニュのクリマがユネスコの世界遺産に登録されたことと、2015年のブドウが格別にすばらしい実りだったことが伝えられました。今回の試飲会には、スイスのクラブ会員も参加し、日本の会員との初めての交流会になりました。フェニックス・ワイン・クラブに協力して下さる川口知佐さんのご友人も多数ご参加くださいました。川口さんは、明治元年創業で、日本の近代化とそれに伴う欧州との文化的交流を担ってきた、由緒ある家業の会社を率いる方です。